- 電子マネー決済対応の自販機って、どれを選べばいいの?
- キャッシュレス対応の自販機を導入するメリットは?
- 導入時の注意点やコストについて知りたい
このようにお考えではないでしょうか?
結論として、電子マネー決済対応の自販機は、以下の3つがおすすめです。
自販機名 | スマリテ | bordstation | F-10AVM |
---|---|---|---|
会社名 | スマリテ株式会社 | 株式会社MJE | 自動販売機JP |
対応決済方法 | ・クレジットカード ・PayPay ・d払い | ・クレジットカード ・電子マネー ・QRコード ・バーコード決済 | ・クレジットカード • 電子マネー ・QRコード決済 ・バーコード決済 |
導入費用 | 58万円〜、85万円〜 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
ランニングコスト | 数千円/台 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
大きさ | ・横幅:710mm ・奥行750mm ・高さ:2090mm (重量120キロ) | ・横幅:64~120mm ・奥行:50~160mm ・高さ:19~101mm | ・横幅:745mm ・奥行:756mm ・高さ:1,830mm |
サイネージ機能 | 大型サイネージ | 小型サイネージ | × |
特徴 | ・販売可能サイズに規定なし ・HACCP認可を受けている ・在庫管理が自動化されていて簡単 ・ECサイトへの誘導ができる ・プロのデザイナーによるデザイン ・オリジナルラッピングが可能 | ・プロのデザイナーによるデザイン ・ECサイトへの誘導ができる | ・冷蔵保冷機能を搭載 ・防水・防塵設計が施されている ・外装ラッピングや背面パネルデザインに対応 |
本記事では、自販機で使える電子マネーの種類やおすすめの自販機、導入する際の注意点を詳しく解説します。
さらに、電子マネー決済対応自販機を導入するメリットやデメリット、電子マネー決済以外に注目すべき自販機の便利機能についても網羅的に説明していきます。
後半では、電子マネー決済以外にも注目すべき便利機能についても取り上げているので、導入を検討している事業者は、ぜひ最後までご覧ください。
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- 1台で『常温・冷蔵・冷凍』3つの温度帯に対応
- テック業界初!3つの物体識別方式を統合
自販機で使える電子マネーの種類
自販機で使える電子マネーとして、主に以下が挙げられます。
電子マネーの種類 | 代表例 |
---|---|
QRコード系 | PayPay・d払いなど |
クレジットカード系 | ID・QUICPayなど |
流通系 | WAON・楽天Edyなど |
交通系 | Suica・ICOCAなど |
自販機で利用可能な電子マネーは、QRコード系・クレジットカード系・流通系・交通系の4つに分類されます。
QRコード系電子マネーはPayPayやd払いなどがあり、スマートフォンで簡単に決済できるのが特徴です。
クレジットカード系はiDやQUICPayが代表で、クレジットカードと連動して利用できます。
流通系はWAONや楽天Edyなど、コンビニやスーパーでの使用が多い電子マネーです。
交通系電子マネーには、SuicaやICOCAがあり、交通機関での利用だけでなく、都市部の自販機でも広く使われています。
【本体購入】電子マネーが使えるおすすめ自販機3選
電子マネーが使えるおすすめ自販機を3つ紹介します。
自販機名 | スマリテ | bordstation | F-10AVM |
---|---|---|---|
会社名 | スマリテ株式会社 | 株式会社MJE | 自動販売機JP |
対応決済方法 | ・クレジットカード ・PayPay ・d払い | ・クレジットカード ・電子マネー ・QRコード ・バーコード決済 | ・クレジットカード • 電子マネー ・QRコード決済 ・バーコード決済 |
導入費用 | 58万円〜、85万円〜 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
ランニングコスト | 数千円/台 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
大きさ | ・横幅:710mm ・奥行750mm ・高さ:2090mm (重量120キロ) | ・横幅:64~120mm ・奥行:50~160mm ・高さ:19~101mm | ・横幅:745mm ・奥行:756mm ・高さ:1,830mm |
サイネージ機能 | 大型サイネージ | 小型サイネージ | × |
特徴 | ・販売可能サイズに規定なし ・HACCP認可を受けている ・在庫管理が自動化されていて簡単 ・ECサイトへの誘導ができる ・プロのデザイナーによるデザイン ・オリジナルラッピングが可能 | ・プロのデザイナーによるデザイン ・ECサイトへの誘導ができる | ・冷蔵保冷機能を搭載 ・防水・防塵設計が施されている ・外装ラッピングや背面パネルデザインに対応 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
スマリテ|スマリテ株式会社
自販機名 | スマリテ |
---|---|
会社名 | スマリテ株式会社 |
対応決済方法 | ・クレジットカード ・PayPay ・d払い |
導入費用 | 58万円〜、85万円〜 |
ランニングコスト | 数千円/台 |
大きさ | ・横幅:710mm ・奥行750mm ・高さ:2090mm (重量120キロ) |
サイネージ機能 | 大型サイネージ |
特徴 | ・販売可能サイズに規定なし ・HACCP認可を受けている ・在庫管理が自動化されていて簡単 ・ECサイトへの誘導ができる ・プロのデザイナーによるデザイン ・オリジナルラッピングが可能 |
スマリテ株式会社が提供する「スマリテ」は、IoTとAI技術を活用した無人小売基幹システムを採用しており、低コストで導入可能な自販機です。
利用者は商品を取り出して扉を閉めるだけで、自動的に課金と決済が完了する仕組みになっているため、非常に利便性が高いです。
温度帯は常温、冷蔵、冷凍の3つに対応しており、アイスクリームや冷凍食品、飲料など多岐にわたる商品を販売できる点も魅力となっています。
さらに、デジタルサイネージ機能を搭載しており、広告として動画や画像を表示することで商品認知度を向上させ、購入意欲を高められる点も大きな特徴です。
bordstation|株式会社MJE
自販機名 | bordstation |
---|---|
会社名 | 株式会社MJE |
対応決済方法 | ・クレジットカード ・電子マネー ・QRコード ・バーコード決済 |
導入費用 | 要問い合わせ |
ランニングコスト | 要問い合わせ |
大きさ | ・横幅:64~120mm ・奥行:50~160mm ・高さ:19~101mm |
サイネージ機能 | 小型サイネージ |
特徴 | ・プロのデザイナーによるデザイン ・ECサイトへの誘導ができる |
株式会社MJEが提供する「bordstation」は、専属デザイナーによる360度デザインが特徴の自販機です。
外観デザインにこだわりたい企業に最適で、デザイナーが自販機のデザインをゼロから制作するため、企業のブランドイメージを反映した独自の外観を実現できます。
F-10AVM|自動販売機JP
自販機名 | F-10AVM |
---|---|
会社名 | 自動販売機JP |
対応決済方法 | ・クレジットカード • 電子マネー ・QRコード決済 ・バーコード決済 |
導入費用 | 要問い合わせ |
ランニングコスト | 要問い合わせ |
大きさ | ・横幅:745mm ・奥行:756mm ・高さ:1,830mm |
サイネージ機能 | × |
特徴 | ・冷蔵保冷機能を搭載 ・防水・防塵設計が施されている ・外装ラッピングや背面パネルデザインに対応 |
「F-10AVM」は自動販売機JPが提供する冷蔵および保冷機能を備えた自販機です。
防水・防塵設計が施されており、屋外環境でも安定した稼働が期待できます。
耐久性が高いため、屋外設置を検討している場合に最適です。
電子マネー決済対応の自販機を導入する際の注意点
電子マネー決済対応の自販機を導入する際は、以下の点に注意する必要があります。
- 安定した通信環境の整備が必要
- 決済手数料を把握し、費用対効果を考慮する
- 決済システムの定期的なアップデートが必要
それぞれ見ていきましょう。
安定した通信環境の整備が必要
電子マネー決済はリアルタイムでインターネットを介して取引を行うため、通信環境が不安定だと決済処理が遅れ、利用者に不便を感じさせる可能性があります。
特に屋外や地下、通信状況が悪い場所に設置する際は、通信回線の確認が不可欠です。
Wi-Fiやモバイル通信が安定しているか事前に調査し、必要であれば通信機器の強化や補助装置を設置することで、トラブルを未然に防げるでしょう。
決済手数料を把握し、費用対効果を考慮する
電子マネー決済対応の自販機を導入する際、各決済サービスにかかる手数料を把握し、費用対効果を考慮するのも非常に重要です。
一般的に、電子マネー決済の手数料は取引額の3~4%程度とされているため、1商品が500円の場合、3%の手数料では1回の決済ごとに15円が手数料として引かれます。
特に、低価格帯の商品を多く扱う自販機では、手数料が利益を圧迫するリスクが高まるでしょう。
ただ、電子マネー決済の利便性が集客効果を高め、売上の増加に繋がるケースもあります。
そのため、単に手数料のコストだけでなく、顧客増加やリピート率などのプラス効果も含めて、総合的な費用対効果を検討するのが大切です。
決済システムの定期的なアップデートが必要
決済システムはセキュリティの強化や新しい技術に対応するために、常に最新の状態を保つ必要があります。
ソフトウェアの更新が遅れると、不具合やセキュリティリスクが発生しやすくなり、結果として決済トラブルや不正アクセスのリスクが高まります。
そのため、PayPayやd払いなど新しい電子決済システムを導入する場合、それらに対応するためにはソフトウェアの更新が必要です。
また、自販機の不具合やバグを放置すると、決済が完了せず顧客の不満に繋がる可能性があるため、定期的にシステムを見直し、適切なメンテナンスを行うのも大切です。
電子マネー決済(キャッシュレス)対応の自販機を導入するメリット
ここからは、電子マネー決済対応の自販機を導入するメリットを3つ紹介します。
- 売上管理を効率化できる
- 顧客の利便性を高める
- 現金管理の手間を軽減できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
売上管理を効率化できる
機種にもよりますが、売上がリアルタイムでデジタル記録され、自動的に集計される自販機は多いため、手動での計算や記録が不要です。
これにより、現金ベースの売上管理に比べて、ヒューマンエラーのリスクが大幅に減少します。
また、クラウド上で売上データが一元管理されるため、複数台の自販機の売上をまとめて確認でき、在庫状況や売れ筋商品の分析も容易です。
特に「スマリテ」のようなIoT技術を活用した自販機では、リアルタイムでの在庫管理や販売情報の把握が可能で、売上データの自動集計もスムーズに行われます。
こうした最新システムを導入することで、業務の効率化だけでなく、経営全体の効率も向上させられるでしょう。
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- 1台で『常温・冷蔵・冷凍』3つの温度帯に対応
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顧客の利便性を高める
電子マネー決済対応の自販機を導入すると、利用者は現金を持たずに、スマートフォンや交通系電子マネーを利用して簡単に支払いができます。
これにより、購入のハードルが下がり、より多くの方が利用しやすくなります。
また、キャッシュレス決済により、小銭の煩わしさがなく、支払いも数秒で完了するため、急いでいるときでもストレスなく利用できるでしょう。
現金管理の手間を軽減できる
現金しか使えない自販機では、定期的に現金回収や釣銭補充、売上計算などの作業が必要です。
キャッシュレス決済に対応することで、こうした作業の頻度や手間を大幅に削減できます。
現金の取り扱いが減ることで、金銭の紛失や盗難などのリスクも大幅に軽減し、安心して運営できる点も大きなメリットです。
また、現金回収や管理にかかる人件費や時間も削減できるため、効率的な運営が可能になります。
電子マネー決済(キャッシュレス)対応の自販機を導入するデメリット
一方、電子マネー決済対応の自販機を導入するデメリットも存在します。
- 後付け費用がかかる
- 電子マネーの普及率が低い地域では売上を見込めない
- オフライン環境下だと電子マネーが使えない
それぞれ詳しく見ていきます。
後付け費用がかかる
既存の現金専用自販機に電子マネー決済機能を後付けする際、専用のICカードリーダーやQRコードスキャナー、タッチレス決済対応機器のような端末の購入費が必要です。
こうした機器は決済の種類によって異なるため、複数の決済手段に対応する場合は、さらに費用がかかる可能性があります。
後付け費用がかかるのは一度きりですが、導入する際はキャッシュレス対応のメリットと比較し、費用対効果を十分に検討するのが大切です。
電子マネーの普及率が低い地域では売上を見込めない
電子マネーの普及率が低い地域や、高齢者層が多い地域では、現金決済を好む利用者が多く、キャッシュレス決済があまり使われないことがあります。
このような地域では、電子マネー決済機能を後付けしても利用が伸びず、導入した効果があまり得られない可能性があるでしょう。
地域のニーズに合わせて、現金決済とキャッシュレス決済の両方を検討することが重要となります。
オフライン環境下だと電子マネーが使えない
電子マネー決済は、決済システムがネットワークに依存しているため、インターネット接続が不安定な場所では利用できません。
例えば、地下や山間部など通信環境が悪いエリアでは、決済が途中で止まってしまうことがあり、利用者が不便を感じることになります。
インターネット接続がないオフラインの環境では、電子マネー決済自体が不可能になるため、キャッシュレス対応の自販機が十分に機能しないでしょう。
電波状況が良くない場所に自販機を設置する際は、通信環境の確認やWi-Fi・モバイル通信の強化など補助的なネットワーク対策が必要です。
電子マネー決済以外に注目すべき自販機の便利機能
ここからは、電子マネー決済以外に注目すべき自販機の便利機能を3つ紹介します。
- 温度調整機能
- 在庫管理システム
- 遠隔で監視できる機能
それぞれ見ていきましょう。
温度調整機能
生鮮食品や冷凍食品など、商品ごとに最適な温度帯が異なる場合、温度を精密に管理することで商品の鮮度や品質を最大限に保つことが可能です。
通常の自販機では、冷蔵または常温のいずれか一つの温度帯でしか販売できないため、商品ラインナップに制限が生じやすくなります。
一方で、温度管理機能を備えた自販機は、複数の温度帯に対応し、異なる種類の商品をシーズンに合わせて販売することが可能です。
例えば、「スマリテ」の自販機は国内初の技術により、一台で冷凍、冷蔵、常温の3つの温度帯を自由に設定可能です。
オンラインで温度管理ができるため、効率的かつ柔軟な販売を実現しています。
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在庫管理システム
自販機に搭載されている在庫管理システムは、商品の欠品や無駄な補充を防ぐために非常に重要な機能です。
このシステムにより、在庫状況をリアルタイムで把握でき、商品がどの程度売れているか、どの商品が不足しているかを即座に確認できます。
在庫管理システムを活用することで、効率的に補充計画を立てることが可能になり、商品がなくなる前にタイムリーな補充を行えます。
また、在庫が多すぎて無駄な補充や廃棄が発生するリスクも軽減できるため、コストの削減にもつながるでしょう。
遠隔で監視できる機能
遠隔で監視できる機能は、HACCP(食品衛生管理システム)に準拠した食品を扱う場合に有効です。
HACCPでは、食品の衛生管理が厳格に求められており、適切な温度での保管が必須となります。
遠隔監視機能を活用することで、温度の異常や機械トラブルが発生した際にもすぐにアラートが届き、迅速な対応が可能です。
また、賞味期限管理や在庫の監視も遠隔で行えるため、食品の安全性を保ちつつ、補充作業の効率化も実現できます。
本章で挙げた3つの機能をすべて備えているのが、「スマリテ」です。
特に、スマリテは国内で唯一、無人化によるHACCP衛生管理ルールに準拠した管理システムを採用しており、食品衛生法に基づく厳格な管理が可能です。
24時間 無人で運営可能
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- 1台で『常温・冷蔵・冷凍』3つの温度帯に対応
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電子マネー決済対応の自販機に関するよくある質問
最後に、電子マネー決済対応の自販機に関するよくある質問に回答します。
- 決済手数料はどのくらいかかる?
- 必要な通信環境は?
それぞれ見ていきましょう。
- 決済手数料はどのくらいかかる?
-
電子マネー決済対応の自販機を導入する際にかかる決済手数料は、一般的に3~4%です。
以下は、代表的な電子マネーの決済手数料の一例です。
電子マネー 決済手数料 PayPay 1.6%もしくは1.98% d払い 2.6% クレジットカード 2.50〜3.75% 手数料の割合は取引金額に応じて異なり、どの電子マネーを導入するかによっても変わります。
売上規模や取引頻度に応じて最適な電子マネーを選ぶのが重要です。
- 必要な通信環境は?
-
電子マネー決済対応の自販機には、Wi-Fiや4G/5Gなどの安定した通信環境が必要です。
決済システムはインターネット接続を通じてリアルタイムで処理されるため、通信が不安定な場合、決済エラーやデータ管理の遅延が発生することがあります。
特に屋外や地下など、通信が不安定な場所に設置する際は、事前にモバイルネットワークの電波状況やWi-Fi環境を確認するのが重要です。
まとめ
本記事では、電子マネー決済対応の自販機について詳しく解説しました。
- 自販機で使える電子マネーには、PayPay・d払い・Suica・楽天Edy・iDなどがある
- おすすめの電子マネー対応自販機は「スマリテ」「bordstation」「F-10AVM」の3機種
- 電子マネー決済対応自販機を導入する際は、安定した通信環境の整備が重要
- 決済手数料は3〜4%で、事前に費用対効果を確認するのが大切
- 定期的なシステムアップデートで、最新の技術と安全性を維持する必要がある
- キャッシュレス化により、売上管理の効率化や顧客利便性の向上が期待できる
- 電子マネー決済対応自販機の導入は、現金管理の手間を大幅に軽減でき、運営コストの削減につながる
- デメリットとして、後付け費用や、電子マネー普及率が低い地域での売上低下のリスクがある
- 電子マネー決済以外に注目すべき便利機能として、温度調節機能や在庫管理システムが挙げられる
本記事を参考に、電子マネー決済対応の自販機を導入して、効率的に運営を進めてください。