「オリジナル自販機を導入したいけど、どのメーカーを選べばいいのか分からない…」
「自社ブランドを強化できるオリジナル自販機を作りたい!」
「売上を伸ばせるカスタマイズ可能な自販機がほしい」
このようにお考えではないでしょうか?
結論から言うと、現在オリジナル自販機を提供している主なメーカーは以下の3社です。
項目 | 株式会社スマリテ | 株式会社MJE | 株式会社ユカ |
---|---|---|---|
商品モデル | ![]() | ![]() | ![]() |
商品名 | スマリテ | bordstation | ユカDream自動販売機 |
特徴 | 商品の対応幅が広い | 専属デザイナーが担当 | 省エネ稼働 |
キャッシュレス対応 | 〇 | 〇 | × |
自動データ収集 | 〇 | × | × |
サイネージ搭載 | 〇* | 〇 | × |
温度対応 | 常温・冷蔵・冷凍 | 常温・冷蔵・冷凍 | 常温・冷蔵 |
上記のように、各メーカーによって強みや特徴が異なります。
なかでも「スマリテ」は、次のような理由から最もおすすめです。
- デジタルサイネージ搭載でオリジナルの動画を流せる
- 食物から美容商品まで導入事例が豊富
- 完全キャッシュレスや電子錠など盗難対策効果が高い
- オンラインで顧客情報を確認できる
- 「扉を開けて取り出すだけ」で決済が完了
本記事では、スマリテをはじめとするおすすめのオリジナル自販機メーカー3社に加えて、「選定基準」や「導入事例」まで、「オリジナル自販機」に焦点を当てて解説していきます。
オリジナル自動販売機の導入を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
24時間 無人で運営可能
国内初の次世代モデルスマート販売機

- 持ち逃げリスク無し
- 1台で『常温・冷蔵・冷凍』3つの温度帯に対応
- テック業界初!3つの物体識別方式を統合
【ブランド力UP】オリジナル自販機3選

本章では、当サイト編集チームが厳選した「おすすめのオリジナル自販機メーカー」を紹介します。
▼おすすめのオリジナル自動販売機メーカー比較表
項目 | 株式会社スマリテ | 株式会社MJE | 株式会社ユカ |
---|---|---|---|
商品モデル | ![]() | ![]() | ![]() |
商品名 | スマリテ | bordstation | ユカDream自動販売機 |
特徴 | 商品の対応幅が広い | 専属デザイナーが担当 | 省エネ稼働 |
キャッシュレス対応 | 〇 | 〇 | × |
自動データ収集 | 〇 | × | × |
サイネージ搭載 | 〇* | 〇 | × |
温度対応 | 常温・冷蔵・冷凍 | 常温・冷蔵・冷凍 | 常温・冷蔵 |
①株式会社スマリテ(スマリテ)|グッズ販売が可能

商品名 | スマリテ |
---|---|
特徴 | 商品の対応幅が広い |
キャッシュレス対応 | 〇 |
サイネージ搭載 | 〇(販促動画を流せる) |
自動データ収集 | 〇(販売データ・在庫データをリアルタイム管理) |
温度対応 | 常温・冷蔵・冷凍 |
相性の良い商品 | グッズ・野菜・果物・美容等 |
導入事例 | ロビー・大学・ホテル・病院 |
好評点 | 大きさ問わず販売可能 自動課金システム電子錠搭載 オンライン監視 形状自由割れ物対応 常温、冷蔵、冷凍の対応 |
スマリテは国内初の「無人小売基幹システム」 を搭載した次世代のオリジナル自販機です。
「扉を開けて商品を取り出すだけで自動決済」 という画期的なシステムを採用。
在庫情報や販売データをリアルタイムで管理できるクラウドシステムも標準搭載しており、運営者の負担を大幅に削減します。
また、「HACCP対応の衛生管理システム」や「大画面デジタルサイネージ」など、通常の自販機にはない独自機能を搭載しています。
「スマリテ」のオリジナル自販機は、運用負担を減らしながらも、ブランドの訴求力を高めたい企業に最適です。
24時間 無人で運営可能
国内初の次世代モデルスマート販売機

- 持ち逃げリスク無し
- 1台で『常温・冷蔵・冷凍』3つの温度帯に対応
- テック業界初!3つの物体識別方式を統合
②株式会社MJE

商品名 | bordstation |
---|---|
特徴 | 専属デザイナーが担当 |
キャッシュレス対応 | 〇 |
自動データ収集機能 | × |
サイネージ搭載 | 〇 |
温度対応 | 常温・冷蔵・冷凍 |
相性の良い商品 | 食品・グッズ |
導入事例 | 食品販売・グッズ販売 |
好評点 | プロのデザイナーによるデザイン ECサイトへの誘導ができる オンライン監視 常温、冷蔵、冷凍の対応 |
bordstationは「モノが売れる看板」 をコンセプトにしたデザイン重視のオリジナル自販機です。
企業のブランドカラーやロゴ、世界観を全面に押し出したデザインが可能で、単なる販売機ではなく、ブランディングツールとしても機能します。
最大の特徴は、専属デザイナーがデザインを監修すること。
以下のような方におすすめです。
- 屋外に設置したい方
- デザインをこだわりたい方
360度どこから見ても美しく設計できるため、 ショッピングモール・イベント会場・企業の受付エリアなど、人目につく場所に設置するのに最適です。
③株式会社ユカ

商品名 | ユカDream自動販売機 |
---|---|
特徴 | 省エネ稼働 |
キャッシュレス対応 | × |
自動データ収集 | × |
サイネージ搭載 | × |
温度対応 | 常温・冷蔵 |
相性の良い商品 | 飲料・食品 |
導入事例 | 飲料販売・食品販売 |
好評点 | 環境に優しい省エネ 常温、冷蔵の対応 |
ユカDream自動販売機は、 省エネ設計に特化したオリジナル自販機です。
消費電力を抑えながら、飲料や食品の販売を効率的に行える設計になっています。
以下のような方におすすめです。
- 運営費用を抑えたい方
- できるだけ地球にエコなシステムを使いたい方
従来の自販機は電気代が高く、運営コストが課題となることが多いですが、ユカDream自動販売機は環境負荷を抑えつつ、電気代を削減できるのが特徴です。

オリジナル自販機を選ぶ5つの選定基準

オリジナル自販機を選ぶ際のポイントは5つあります。
導入を検討している方は、下記のポイントに注意して選定を行いましょう。
- メーカーの実績と導入事例
- カスタマイズの柔軟性
- 導入・運用コストのバランス
- 遠隔管理・顧客データ分析の有無
- セキュリティ・耐久性
メーカーの実績と導入事例
オリジナル自販機の導入実績が豊富なメーカーほど、カスタマイズの対応力が高く、導入後のサポートも手厚いです。
実績の少ないメーカーを選ぶと、以下のリスクがあります。
実績の少ないメーカーを選ぶリスク | 理由 |
---|---|
カスタマイズの柔軟性が低い | 思い通りの機能を実装できない可能性がある |
サポートが不十分 | 故障時の対応が遅れる |
事業継続性が不透明 | メーカー撤退でメンテナンスできなくなる |
また、自社が販売したい商品に適した導入事例があるかどうかも、メーカー選定の重要なポイントです。
過去に類似商品の販売実績があるメーカーであれば、最適な温度管理や商品取り出し機構、決済システムの適用経験があり、スムーズな導入が期待できます。
逆に、事例がないメーカーでは、仕様調整に手間取る可能性があり、思わぬ課題が発生するリスクも高まります。
以上を踏まえ、オリジナル自販機メーカーを選ぶ際は次の点を重視してみてください。
- どんな業種で実績があるか?
- 販売したい商品に対応できる事例があるか?
- 導入後の売上や成功事例を公表しているか?
カスタマイズの柔軟性
オリジナル自販機を選ぶ際は、自社ブランドの世界観に合ったデザインや、販売商品に適した機能を実装できるか確認しましょう。
たとえばスマリテでは、販売する商品やターゲットに合わせて以下のカスタマイズが可能です。
カスタマイズ項目 | 内容 |
---|---|
温度帯の切り替え | 冷蔵・冷凍・常温の3つのモードを切り替え可能。 季節やトレンドに合わせた商品ラインナップの変更が容易。 |
オリジナルラッピング | ブランドロゴやキャッチコピーを活かしたデザインが可能。 販売促進や認知度向上に最適。 |
ブランドカラー・ロゴの変更 | 企業のイメージに合わせたカスタマイズで、統一感のあるブランド戦略を実現可能。 |
カスタマイズの自由度が高いスマリテなら、ブランドの訴求力を強化しながら、利便性の高い無人販売を実現できます。
導入・運用コストのバランス
オリジナル自販機の導入には、次のように初期費用とランニングコストがかかります。
項目 | コスト内訳 |
---|---|
初期費用 | 本体価格(100~200万円程度/台) 設置工事費 配送料 |
ランニングコスト | 電気代(1,000~3,000円程度/月) メンテナンス費用(レンタルの場合:売上金の20~30%) 保険料 |
初期費用が安かったとしても、故障が多かったり、そもそも売り上げが立たなかったりすると、それは決して「コストパフォーマンスが高い」とは言えません。
遠隔管理・顧客データ分析の有無
オリジナル自販機には、遠隔管理機能があるものとないものがあります。
スマホやPCを使って売上・在庫をリアルタイムで管理できる機種を選ぶと、運用の手間を大幅に削減できます。
たとえば、遠隔管理機能対応のスマリテには、次の機能が搭載されています。
機能 | 内容 |
---|---|
売れ筋商品の分析機能 | どの商品が「いつ・どの時間帯」に売れているかを把握可能 |
在庫管理の自動通知機能 | 商品が残り少なくなるとスマホに通知が届き、補充のタイミングを最適化できる |
売上データのリアルタイム確認機能 | 複数の自販機の売上を一括管理でき、設置場所ごとの売上比較も容易 |
遠隔管理機能を活用すれば、売上アップ・運用効率の向上・無駄な補充の削減が可能になり、より利益の出る自販機運営が実現できます。
セキュリティ・耐久性
オリジナル自販機の主軸は無人販売であるため、盗難・破損・耐久性の対策が必須です。
適切なセキュリティ対策を施していないと、現金や商品が盗まれたり、機械が破壊されるリスクが高まります。
たとえばスマリテには、次の防犯機能が施されています。
防犯機能 | 内容 |
---|---|
電子錠・強化ロック | 不正開錠を防止し、盗難リスクを低減 |
キャッシュレス決済 | 現金を扱わないため、現金盗難のリスクゼロ |
キャッシュレス決済を導入すれば、売上金の回収が不要になり、現金盗難のリスクを根本的に排除できます。
24時間 無人で運営可能
国内初の次世代モデルスマート販売機

- 持ち逃げリスク無し
- 1台で『常温・冷蔵・冷凍』3つの温度帯に対応
- テック業界初!3つの物体識別方式を統合
オリジナル自販機の導入で収益を最大化するポイント

本章では、オリジナル自販機の導入で収益を最大化するポイントを紹介します。
- 設置場所を慎重に選定する
- 「売れる仕組み作り」を徹底する
- 設置後のメンテナンスを怠らない
設置場所を慎重に選定する
「どこに設置するか?」は、オリジナル自販機の売上を大きく左右します。
人通りの多い場所が必ずしも最適とは限らないため、ターゲット層と設置場所の相性を見極めることが大切です。
オリジナル自販機の設置場所選びのポイントは次の通りです。
設置場所 | 向いているターゲット | 売れやすい商品 |
---|---|---|
駅・オフィスビル | 通勤・通学者 | コーヒー 軽食 モバイルバッテリー |
観光地・ホテルロビー | 観光客・旅行者 | 地元の特産品 冷凍食品 お土産グッズ |
フィットネスジム・病院 | 健康志向の人 | プロテインバー サプリメント 健康スナック |
大学・商業施設 | 若者・学生 | アニメグッズ スイーツ ドリンク |
また、競合の自販機が近くにある場合、次のような差別化が必要です。
- 独自の商品ラインナップ(限定商品・オリジナルグッズ)を提供する
- デザインを工夫して目立たせる(フルラッピング・デジタルサイネージ活用)
- キャッシュレス決済や割引キャンペーンを導入する
「売れる仕組み作り」を徹底する
オリジナル自販機を設置する際は、通行人が自販機の存在に気づき、興味を持ち、実際に購入する流れを作ることが大切です。
そのためには、視認性・訴求力・購買意欲を高める工夫が必要になります。
売れる自販機を設置する際のポイントは次の通りです。
ポイント | 内容 |
---|---|
ブランドロゴ・カラーを活かす | 視認性を高め、ブランドの認知度を向上 |
デジタルサイネージを活用 | 動画広告で商品をアピールし、通行人の興味を引く |
照明の工夫 | 夜間でも目立つLEDライト搭載で購買率UP |
期間限定キャンペーンの表示 | 「今だけ!」などの訴求ワードで衝動買いを促す |
例えば、ブランドロゴやカラーを前面に押し出したデザインにすれば、視認性が向上し、通行人の記憶に残りやすくなります。
視認性と訴求力を高め、消費者が思わず購入したくなる自販機を作りましょう。
設置後のメンテナンスを怠らない
定期的な管理を怠ると、商品の劣化・在庫切れ・故障リスクが高まり、売上の低下や顧客満足度の低下につながります。
オリジナル自販機の定期メンテナンスを行う際は、以下のポイントを重視しましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
清掃・点検 | 自販機の外観が汚れていると購買意欲が低下するため、定期的なクリーニングが必要 |
電源・冷却機能の確認 | 冷蔵・冷凍機能の異常がないかをチェック(特に夏場は注意が必要) |
また、自販機の運営では「適切な商品補充」も大きな課題の一つです。
しかし、一般的な飲料自販機とは異なり、販売スピードや商品のサイズがバラバラなため、補充のタイミングを見極めるのが難しいもの。

オリジナル自販機の導入事例

本章では、オリジナル自販機の導入事例を紹介します。
- 美園シャンプー
- サニーズファーム
- 三井不動産レジデンシャルリース
美園シャンプー

名前 | 無人販売所 美園シャンプー MUJIN |
---|---|
販売商品 | 美園シャンプー・トリートメント |
設置場所 | PARCO 札幌店 8F |
美園シャンプーは、美容師が自ら使いたいと思える高品質なヘアケア商品を開発するブランドです。
高級感と洗練されたデザインが特徴で、ブランドの世界観を大切にした販売戦略を実施しています。
店舗に足を運ばなくてもシャンプーを購入できる利便性が好評で、リピート購入を促進する仕組みとして機能しています。
引用:事例紹介-地域特産品をPRし、商業施設の付加価値を向上
サニーズファーム

名前 | サニーズファーム |
---|---|
販売商品 | いちご |
設置場所 | 徳島県阿南市 |
「サニーズファーム」は、最先端の栽培技術を活用して育てた高品質ないちごを販売する農園です。
これまで対面販売が主流でしたが、人手不足と盗難リスクの課題を解決するためにオリジナル自販機を導入しました。
さらに、リアルタイムの在庫管理が可能になり、補充のタイミングが一目で分かるようになりました。
新規顧客の獲得とリピーターの増加にもつながっています。
引用:事例紹介-徳島県サニーズファームでリテールテック×ESGの取り組み
三井不動産レジデンシャルリース

名前 | 三井不動産レジデンシャルリース |
---|---|
販売商品 | 人気の食品専門店などが販売する商品 |
設置場所 | MMガーデン(東京都中央区) |
三井不動産レジデンシャルリースは、賃貸マンションの運営管理を行う企業です。
マンション内で入居者の利便性を向上させる新たな施策として、オリジナル自販機を導入しました。
コロナ禍により、人混みを避けて買い物をしたいというニーズが高まり、マンション内での食品・日用品販売の需要が増加。
「ちょっとした買い物のために外出しなくてもよい」という利便性が向上し、入居者からの評価も高いです。
引用:マンションの付加価値向上-24時間サービスで居住者満足度アップ

オリジナル自販機導入のメリット

本章では、オリジナル自販機導入のメリットを紹介します。
- ブランドの広告塔としても機能する
- 顧客ごとに最適な販売スタイルを実現可能
- 販売データの活用でマーケティング戦略を最適化できる
ブランドの広告塔としても機能する
オリジナル自販機は、商品を販売するだけでなく、ブランドの認知度向上にも貢献します。
自社のロゴやカラーを活かしたデザインにすることで、通行人の目に留まりやすくなり、企業や商品のイメージを強く印象付けることが可能です。
ブランドの認知度を高める活用法は次の通りです。
方法 | 内容 |
---|---|
フルラッピング | ブランドカラーやロゴを前面に押し出し、アイキャッチ効果を高める |
デジタルサイネージ | 商品の魅力やブランドストーリーを動画で伝え、購入意欲を刺激 |
ユニークなデザイン | SNS映えを意識し、話題性を生むデザインにカスタマイズ |
特に「商品を知らない方にも認知してもらいたい」という場合は、視覚的なアピールが効果的です。
顧客ごとに最適な販売スタイルを実現可能
一般的な自販機では、飲料やスナックなど決まった形状の商品しか販売できません。
オリジナル自販機なら販売する商品に合わせて自由にカスタマイズできるため、幅広いビジネスに対応できます。
オリジナル自販機が対応できる販売ニーズは次の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
多様な商品サイズに対応 | Tシャツ・雑貨・書籍など、形状が異なる商品も販売可能 |
温度帯の調整 | 常温・冷蔵・冷凍を組み合わせて、食品やコスメなども販売できる |
決済方法の選択 | QR決済・クレジットカード・交通系ICカードなど、キャッシュレス決済を導入可能 |
売上データの記録 | どの商品がいつ売れたかをリアルタイムで把握し、売れ筋分析が可能 |
例えば、食品を販売する場合、「品質管理が難しい」「賞味期限の問題がある」といった課題が発生します。
販売データの活用でマーケティング戦略を最適化できる
オリジナル自販機は、リアルタイムで売上データや顧客の購買動向を収集できるため、販売戦略の最適化に役立ちます。
従来の自販機では、「どの商品がいつ売れているのか?」といった詳細なデータを把握するのが難しく、販売計画が感覚的になりがちでした。
「スマリテ」なら、リアルタイムで売上・在庫データを収集し、より効率的な販売戦略を立てることが可能になります。
例えば、特定のエリアでは「健康食品がよく売れる」、別のエリアでは「カップスイーツが人気」といった傾向が分かれば、それぞれの立地に合わせたラインナップを構築し、売上を最大化できます。

オリジナル自販機導入のデメリット

本章では、オリジナル自販機導入のデメリットを紹介します。
- 初期費用が高額|100~200万円
- 屋外設置では防犯対策が必要
- 運営管理の負担が大きい
初期費用が高額|100~200万円
オリジナル自販機は、通常の自販機に比べカスタマイズ性が高い分、コストがかかる傾向にあります。
オリジナル自販機の一般的な初期費用は100~200万円で、導入費用の高さがネックとされているのが現状です。
「スマリテ」なら、本体価格が58万円~と業界内でも低価格帯で利用できます。
屋外設置では防犯対策が必要
オリジナル自販機を公共の場所(屋外)に設置する場合、イタズラや破損のリスクは避けられない問題となります。
下記の点が対策されているか確認しましょう。
リスク | 主な対策 |
---|---|
いたずらや破損 | 強化ガラスや電子錠の導入、衝撃検知アラーム搭載 |
盗難被害 | キャッシュレス決済のみ対応にする、監視カメラを設置 |
天候の影響 | 防水・耐候性設計の機種を選び、屋根やカバーを設置 |
また、各メーカーのアフターサポートの有無も確認しましょう。
アフターサポート例を下記にまとめました。
- 定期的な保守・点検
- 商品の詰め替え
- 空き缶の回収
- ゴミ箱の清掃
- 売上管理
- 破損時の保証
導入前にこれらの要素を確認しておくことで、トラブルが発生するリスクを低減できます。
運営管理の負担が大きい
オリジナル自販機は一般的な飲料自販機とは異なり、商品の補充・売上管理・価格設定などの運営ノウハウが求められるため、一定の管理負担が発生します。
運営管理で発生する主な業務は次の通りです。
項目 | 具体的な業務内容 |
---|---|
在庫管理 | 補充のタイミングを把握し、売れ筋商品を適切に配置 |
価格設定 | 販売データをもとに、価格変更やプロモーションの検討 |
売上分析 | どの商品がいつ売れているかを分析し、効率的な販売戦略を立てる |
販売する商品が多様な場合は、在庫管理や補充のタイミングを見極めることが難しくなるため、効率的な管理システムを活用することが欠かせません。

オリジナル自販機に関してよくある質問

本章では、オリジナル自販機に関してよくある質問と回答を紹介します。
- 電源不要で設置できる?
- 設置するのに許可は必要?
- グッズ販売はできる?
電源不要で設置できる?
一部のオリジナル自販機には、電源不要で設置できる「ロッカー式」タイプがあります。
電源不要タイプの特徴は次の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
販売形式 | 商品をロッカーに収納し、QR決済やアプリ連携で販売 |
主な用途 | グッズ・本・雑貨など、温度管理が不要な商品向け |
メリット | 電気代ゼロ・屋外でも設置可能・停電時でも販売継続が可能 |
デメリット | 冷蔵・冷凍食品には不向き・温度管理ができない |
しかし、電源が不要なオリジナル自動販売機はロッカー式のものしか存在せず、冷蔵や冷凍の機能は備わっていません。
無電源の自動販売機であれば、オリジナルデザインは要問合せとなりますが、「セルベンダー」や「NTTの無電源のロッカー式無人販売機」がおすすめです。
設置するのに許可は必要?
オリジナル自販機を設置する際は、設置場所や販売する商品によって、届出や許可が必要になる場合があります。
特に、食品やアルコールを販売する場合は、保健所や自治体の規制を確認することが重要です。
一般的な規制は次の通りです。
設置場所 | 許可・届出の必要性 |
---|---|
商業施設・店舗の敷地内 | オーナーの許可が必要 |
公道・公共施設(駅・公園など) | 自治体の許可が必要 |
オフィス・大学・病院などの私有地 | 施設管理者の許可が必要 |
食品(冷凍・冷蔵)を販売 | 保健所の営業許可が必要 |
商品や設置場所によって規制が変わるので、置きたい地域のホームページを確認し、必要書類を洗い出しましょう。
また、冷凍や冷蔵の商品、または常温保存で保存期間が短い商品を販売する際には、食品営業の届出が必要です。
ただし、缶類やカップ麺は食品営業届出が不要です。
下記は食品営業届出に必要な項目になります。
- 営業者の氏名または名称及び住所
- 営業所の名称及び所在地
- 販売する食品の種類
- 営業の方法
- 責任者の氏名
- その他
グッズ販売はできる?
オリジナル自販機を活用すれば、グッズ販売も可能です。
たとえば、以下のような商品を販売できます。
- イベントグッズ(アニメ・アイドル・スポーツ関連)
- アパレル商品(Tシャツ・帽子・トートバッグなど)
- アクセサリー(ピアス・ネックレス・ブレスレット)
- 限定版アイテム(シリアルナンバー入り・コラボ商品)
「スマリテ」は販売商品の形状や大きさを問わず、多様なグッズ販売に対応しています。
さらに、デジタルサイネージを活用して、商品の魅力をPRしながら販売できるため、売上向上にもつながります。

まとめ
本記事では、オリジナル自販機の導入方法やおすすめメーカー、選定基準について解説しました。
それでは、この記事の要点を振り返ってみましょう。
- オリジナル自販機を導入するなら、キャッシュレス決済対応やデジタルサイネージ搭載、リアルタイムの在庫管理機能を備えた「スマリテ」がおすすめ。
- オリジナル自販機の選定時は、実績・カスタマイズ性・コスト・遠隔管理・耐久性をチェック。販売したい商品に適した機能が搭載されているか、遠隔管理が可能かを事前に確認することが重要。
- 自販機を設置するだけでは売れないため、通行人の目に留まるデザインやデジタルサイネージを活用し、購入意欲を高める仕組みを整えることが大切。
- 設置後の運用では、定期メンテナンスと在庫管理を徹底することで、販売機会のロスを防げる。
- 導入事例として、美園シャンプー、サニーズファーム、三井不動産レジデンシャルリースなどがある。ブランド認知度向上、盗難リスクの軽減、無人販売の利便性向上など、さまざまな成功事例が見られる。
- 一般的なオリジナル自販機の初期費用は100~200万円かかるが、「スマリテ」なら58万円~と低コストで導入できるため、費用を抑えたい場合に適している。
- 屋外に設置する場合は、防犯対策として電子錠やキャッシュレス決済を導入すると安全に運営できる。イタズラや盗難のリスクを抑えるための設備や設置場所の工夫も必要。
- 販売データを活用し、売れ筋商品の分析や補充計画の最適化を行うことで、効率的な運営が可能。遠隔管理機能を備えた機種なら、売上データをリアルタイムで確認し、戦略的に運営できる。
本記事を参考に、自社の目的に合ったオリジナル自販機を導入し、売上の最大化を目指しましょう。