「おすすめの食品自動販売機が知りたい」
「営業許可取得の手順が知りたい」
「屋外に設置できる食品自動販売の種類が知りたい」
「リース料金の相場が知りたい」
食品自動販売機の導入を検討する上で、上記のようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
結論として、おすすめの食品自動販売機は以下の3つです。
- 食品機
- オートマチック・スーパー・デリス(ASD)
- スマリテ
本記事では、「おすすめの食品自動販売機」の紹介から、「屋外に設置できる食品自動販売機」、「営業許可取得の手順」、「リース料金の相場」、「導入事例」を紹介しています。
この記事を読むことで、「最適な食品自動販売機の選別」や「食品安全基準を満たした上での自動販売機の設置」が実現できます。
ぜひ、最後までご覧ください。
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おすすめの食品自動販売機3選
食品自動販売機は、手軽に食品を購入できる便利な販売機です。
本章では、おすすめの食品自動販売機を3つ紹介し、それぞれの特徴、導入価格、販売商品の例、屋外設置可否について解説します。
名称 | 食品機 | オートマチック・スーパー・デリス(ASD) | スマリテ |
---|---|---|---|
イメージ画像 | |||
導入価格 | 設置費用無料 | 初期費用無料 | 58万〜85万 |
販売商品の例 | ・お菓子・栄養補助食品・パンなど | ・おむすび・サンドイッチ・カップ麺
・パン ・お菓子 ・スイーツなど |
・生鮮食材・加工食品・飲料
・軽食類 ・トレカなど |
屋外設置可否 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 屋外設置不可 |
食品機
名称 | 食品機 |
導入価格 | 設置費用無料 |
販売商品の例 |
・お菓子 ・栄養補助食品 ・パンなど |
屋外設置可否 | 要問い合わせ |
「食品機」は、品質管理に力を入れた食品自動販売機です。
独自のマニュアルに基づき、専門スタッフが徹底した品質管理を行っているため、食品の安全性が確保されます。
さらに、365日対応可能なオペレーション体制が整っており、新商品の品揃えから機械の清掃、故障時の対応まで全面的なサポートを提供しています。
このサポートにより、継続的に高品質なサービスが提供されます。
オートマチック・スーパー・デリス(ASD)
名称 | オートマチック・スーパー・デリス(ASD) |
導入価格 | 初期費用無料 |
販売商品の例 |
・おむすび ・サンドイッチ ・カップ麺 ・パン ・お菓子 ・スイーツなど |
屋外設置可否 | 要問い合わせ |
「オートマチック・スーパー・デリス(ASD)」は、ファミリーマートのPOSシステムと連動している食品自動販売機です。
売れ筋商品を毎週分析・陳列しているため、話題の新商品などを消費者にいち早く提供できます。
また、おむすびやサンドイッチといった商品が毎日配送されます。
これにより、消費者は常に新鮮な食品を手に入れることができます。
スマリテ
名称 | スマリテ |
導入価格 |
① 85万円/台 冷凍・冷蔵・常温 ② 85万円/台 冷蔵・常温 ③ 58万円/台 冷蔵・常温 |
販売商品の例 |
・生鮮食材 ・加工食品 ・飲料 ・軽食類 ・トレカなど |
屋外設置可否 | 不可 |
「スマリテ」は、購入者の性別や年齢、エリア、ライフスタイルなどのデータを自動的に収集することが可能な食品自動販売機です。
このデータ収集により、適切な在庫管理やマーケティング戦略の立案が可能となります。
さらに、通常の落下形式の自動販売機とは異なり、冷蔵庫のように扉を開けて商品を取り出すだけで自動決済が行われます。
そのため、割れ物やスイーツなどのデリケートな商品も販売が可能です。
「スマリテ」の食品自動販売機にはデジタルサイネージ機能が搭載されています。
販売する食品に沿った動画や鮮やかな画像を用いることで、一般的な広告とは一線を画した強いインパクトを提供し、購買意欲を高めます。
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【屋外対応】おすすめ食品自動販売機3選
この章では、おすすめの屋外対応食品自動販売機を3つ紹介します。
名称 | 自販機タイプ-F-10AVM | KV-HSH18 | ど冷えもんMULTI |
イメージ画像 | |||
導入価格 | 110万円程度 | 75万円 (税抜) | 要問合せ |
販売商品の例 | ・飲料(冷蔵・保冷)・軽食類(お菓子、パンなど)・雑貨類(Tシャツなど) | ・カップ麺・缶ビール&おつまみ・調味料など | ・サンドウィッチ・おにぎり・パン
・袋菓子 ・トラベルセットなどの日用品など |
自販機タイプ-F-10AVM
名称 | 自販機タイプ-F-10AVM |
導入価格 | 110万円程度 |
販売商品の例 |
・飲料(冷蔵・保冷) ・軽食類(お菓子、パンなど) ・雑貨類(Tシャツなど) |
「自販機タイプ-F-10AVM」は冷蔵および保冷機能が搭載されているため、温度管理が必要な商品も含めて販売できます。
冷蔵飲料や食品に加え、常温品や雑貨類も扱うことができ、消費者の多様なニーズに応えられます。
防水・防塵設計が施されているため、外部環境に影響されることなく屋外に設置することが可能です。
KV-HSH18
名称 | KV-HSH18 |
導入価格 | 75万円 (税抜) |
販売商品の例 |
・カップ麺 ・缶ビール&おつまみ ・調味料など |
「KV-HSH18」の動作保証期間は5年間です。
この期間中は無償で出張修理に対応してくれるため、導入後の機器トラブルに対する心配を軽減できます。
さらに、賞味期限管理機能が搭載されているため、食品の鮮度を常に把握でき、徹底した衛生管理が行われます。
これにより、消費者に新鮮で衛生的に安全な食品を提供できます。
ど冷えもんMULTI
名称 | ど冷えもんMULTI |
導入価格 | 要問合せ |
販売商品の例 |
・サンドウィッチ ・おにぎり ・パン ・袋菓子 ・トラベルセットなどの日用品など |
「ど冷えもんMULTI」の魅力の一つは、1台で最大48個の食品を販売できる点です。
オフィスビルやショッピングモール、駅構内など、多くの利用者が見込まれる場所に設置することで非常に有効です。
また、電飾パネルが搭載されており、明るく目立つため通行人の注意を引きやすくなります。
その結果、食品自動販売機の利用率が上がり、売り上げ向上に貢献します。
おすすめ記事:おすすめの冷凍自販機3選
食品自動販売機の営業許可取得の手順
食品自動販売機を設置する際には、衛生管理が重要です。
通常は、自動販売機の設置を管理する業者(小売業者や自販機設置業者)が食品衛生責任者を置いて、適切な衛生管理を行います。
そのため、マンションや施設の管理会社(自販機の導入者)が食品衛生責任者を配置する必要はありません。
マンション等施設の管理組合や管理人は、自動販売機の設置場所の提供や利用規則の管理を行いますが、衛生管理の責任は設置業者にあります。
本章では、「自社商品を自動販売機で販売したい」と考える小売事業者様に向けて営業許可取得の手順を解説していきます。
設置前の事前準備
まず、食品自動販売機を設置する前には事前準備が必要です。
このプロセスを踏むことで、許可取得の際のトラブルを未然に防ぐことができます。
保健所への事前相談
保健所に施設平面図などを持参し、施設基準について説明を受けることが必要です。
施設基準とは、食品を安全に提供するために必要な基準であり、これを満たすことが不可欠です。
食品衛生責任者の資格を取得
食品衛生責任者は、食品衛生法で定められている資格であり、特定の条件を満たす必要があります。
設置場所の都道府県や市の条例を確認
地域によっては食品自動販売機の設置にあたり条例が設定されている場合がありますので、注意が必要です。
必要書類の提出手続き
以下の書類をそろえて、管轄の保健所の窓口に提出するか、食品衛生申請等システムを通じてオンラインで申請を行います。
提出が求められる書類は以下の6種類です。
- 食品営業許可申請書
- 営業施設の大要
- 設置施設の平面図
- 付近案内図
- 食品衛生責任者の資格を証明するもの(原本)
- 登記簿謄本の原本(発行後6か月以内のもの,法人のみ)
- 営業許可申請手数料
この申請書類の提出は非常に重要で、必要な書類が一つでも欠けると許可がおりない可能性があるため、慎重に準備しましょう。
また、保健所窓口への提出は対面で質問や確認もできるため、初めて申請を行う方には特におすすめです。
オンライン申請の場合は、各書類をスキャンしてアップロードする形になりますが、その際には解像度やファイル形式など、指定に従った形式で提出することが求められます。
オンライン申請ページ:厚生労働省|食品衛生申請等システム
食品衛生監視員による調査
食品衛生監視員による立入検査が行われます。
食品自動販売機が施設基準に合致しているかどうかの確認があるため、事前に問題がないかどうか確認することが重要です。
具体的には、食品が適切な温度で保存されているか、清掃が行き届いているか、そして販売機に表示されている情報が正確であるかといった点が確認されます。
特に、細菌の繁殖や食品の変質を防ぐための設備が整っていることが重視されます。
許可証の受領
食品衛生監視員による立入検査で問題がないと判断されると、営業許可証の受領が認められます。
この許可証がなければ、法律上食品自動販売機を用いた営業を行うことはできません。
参考:厚生労働省
食品自動販売機の気になるリース料金の相場は?
四国自販機工業株式会社を例に取ると、リース料金は以下の通りです。
- 屋内型食品自動販売機のリース料金は月額26,400円(税込)
- 屋外型食品自動販売機のリース料金は月額27,500円(税込)
屋内型食品自動販売機は、通常の商業施設やオフィスビル内に設置されることが多く、風雨にさらされることがないために、メンテナンスコストが比較的低めになります。
一方、屋外型食品自動販売機は、天候の影響を受けるため、その耐久性やメンテナンス頻度が高くなる傾向があります。
おすすめ記事:オリジナルラッピングができるおすすめの自動販売機
食品自動販売機の導入事例
本章では、食品自動販売機の導入事例を3つ挙げ、利用シーンを紹介します。
東関道 酒々井PA
酒々井パーキングエリア(PA)には、「スマリテ」の食品自動販売機が設置されています。
この食品自動販売機の設置により、店舗の営業時間外でも購入できる食事やお土産品が購入できるようになりました。
夜間の時間帯でも利用できるため、長距離ドライバーや深夜移動をする旅行者にとって非常に便利です。
「スマリテ」は、扉を開けて好きな商品を取り出し、扉を閉めるだけで自動的に課金・決済が可能で、すべてのプロセスがわずか「5秒」で完了します。
これにより、買い物時間を大幅に短縮でき、顧客満足度向上に貢献します。
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ファッション文化専門学校DOREME
ファッション文化専門学校DOREMEは、飲料とお菓子を一緒に販売する食品自動販売機を導入しました。
導入背景は、学生からの「学校内でお菓子などの軽食を買いたい」という要望に応えるためでした。
この導入によって、休憩時間中に学校前のコンビニへ行く手間が省け、学生たちの利便性が大きく向上しました。
学生からは、「多忙な専門学生にぴったり」や、友達同士や先生と商品のおすすめし合うことで、「新たなコミュニケーションも生まれた」といった声が寄せられています。
これにより、学校内の生活がより充実し、学生たちの満足度も向上しています。
おすすめ記事:デジタルサイネージ機能付きの自動販売機5選
まとめ
食品自動販売機について、「おすすめの機種」から「屋外対応機種」、「営業許可取得の手順」、さらには「リース料金の相場」と「導入事例」について詳しく解説しました。
食品自動販売機は、顧客が手軽に食品を購入できることや多様な商品ラインナップにより、顧客の利便性を大幅に向上させることができます。
それでは、この記事の要点を再確認しましょう。
- 「スマリテ」は国内で唯一のHACCP認証を受けた食品自動販売機であり、賞味期限切れ商品の強制停止機能などが搭載されているため、衛生管理が正確に行われている。
- 食品自動販売機を用いて自社で提供する食品を販売する場合は営業許可の取得が必要だが、オフィスやマンションなどに導入を考えており、販売商品には他社のものを採用する方は対象外。
- リース料金の相場は、屋内型食品自動販売機が月額26,400円〜(税込)で、屋外型食品自動販売機が月額27,500円〜(税込)である。
- マンションや施設の管理会社が食品衛生責任者を配置する必要は基本的にはない。
食品自動販売機の導入は、多くの場面で利便性を高め、顧客満足度を向上させる効果が期待できます。
この記事を参考に、最適な食品自動販売機の導入をご検討ください。
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