事例紹介

「農家直売所」サニーズファームでのESG対応とスマリテ無人販売の取り組み

徳島県阿南市の観光農園「サニーズファーム」は、最先端のリテールテック技術とESG(環境・社会・ガバナンス)対応を導入し、持続可能な農業経営とフードロス削減を実現しています。サニーズファームでは、スマリテの次世代型「スマート販売機」を活用し、無人でのいちご販売を開始。収穫直後の新鮮ないちごを地元消費者に直接届けることで、規格外品の廃棄をゼロにし、食品ロスを大幅に削減しています。

スマート販売機は、キャッシュレス決済やHACCP管理システムを搭載し、遠隔での在庫管理や温度管理を自動化。また、扉を開けて商品を取り出すだけで自動決済が完了する仕組みを採用し、高齢者でも簡単に利用できる操作性を提供しています。

この取り組みにより、サニーズファームは地域の消費者に安全で新鮮な農産物を提供しながら、農業従事者の手取りを向上させ、地域経済の活性化にも貢献しています。政府が掲げる「みどりの食料システム戦略」に基づき、CO2削減や廃棄物削減を目指すサステナブルな農業を実現しています。

さらに、スマリテの無人販売技術を活用した「生産者オフラインD2C」モデルにより、中間流通を排し、農家が自由に価格設定を行い、24時間無人で販売を続けることが可能になりました。